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				グリースは貯蔵、給油、処理等を誤ると、機能・性能に悪影響を及ぼす事があります。
				    グリースの取扱いは、以下の点に注意しましょう。
| 異物混入を避ける! | 
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| きょう雑物、水、ガス等の混入によりちょう度の軟化や異常摩耗や焼付き、また、酸化促進の原因になります。 | 
| 高温貯蔵は避ける! | 
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| 高温環境下での貯蔵は、ちょう度変化や油分離(離しょう)及び酸化促進の原因になります。 | 
| 空気混入は避ける! | 
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| グリース中のエア溜まり(キャビテーション)により給油ポンプの圧送不能や給油不足の原因になります。 | 
| 異種グリースとの混合は避ける! | 
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| 混合適性により、ちょう度軟化、滴点の低下、機械的安定性等の性能低下の原因となります。一般的な増ちょう剤別混合適性を下記の表に示します。 使用される添加剤によっても影響し合って性能低下の原因になる場合もあります。 | 
増ちょう剤別混合適性
| 増ちょう剤 | リチウム 石けん | アルミニウム 石けん | カルシウム 石けん | ウレア | 有機化 ベントナイト | 
|---|---|---|---|---|---|
| リチウム石けん | ○ | × | △ | △ | × | 
| アルミニウム石けん | × | ○ | △ | △ | × | 
| カルシウム石けん | △ | △ | ○ | ○ | × | 
| ウレア | △ | △ | ○ | ○ | × | 
| 有機化ベントナイト | × | × | × | × | ○ | 
○=影響小さい △=影響がある ×=影響が大きい






